設計事務所の壁。
マイホームを考える場合、多くの人々は、ハウスメーカーや工務店は、あたまにあっても、いきなり設計事務所へ・・という人は少ないと思います。最近は、メディアなどで多くの建築家が取り上げられ、少しづつ認知されつつはあるもの、まだ、消費者にとっては、本当の意味での身近な存在とはなりえていません。
ここでは、設計料についてふれたいと思います。
一般に、設計事務所に設計監理を頼む場合、工事の内容や、建築家のレベルにもよると思いますが・・概ね設計監理料は、総建築費の10%~20%といわれています。ですので、消費者側からすれば、「建築費にさらにプラス設計監理料が数百万もかかるの??」と設計料を支払った分・・余分に費用が発生すると思われがちです。しかし・・・それは一概にそうとは言えないです。
以下・・「ネットのコンペで家建てた!」狩野裕子・監修/藤田健児・著(小学館文庫)より引用します。
「そもそも、メーカーにしろ、工務店にしろ、設計料が見積もりに計上されていないことはありえない。仮に名目上見当たらなかったとしても、監理料などの別項目に上乗せされていたり、いくつかの項目に分散されて加えられていると考えた方がいい。工務店の場合は工事費に含まれているのがふつうである。加えて、メーカーが提示する見積もりには、展示場や営業所、広告・宣伝にかかる経費のほか、営業マンの人件費などが含まれていることは容易に想像できる。」
私も工務店に努めた経験があるので、住宅業界の内情が、あれこれと耳に入ってきます。
引用した文の内容は、概ねあたっていると思います。
私の勝手な結論として・・・設計事務所に設計料を支払ったからといって総額の建築コストが割高になるとは思えません。
むしろ、1つの住宅で、実施図面を数十枚~百何十枚くらいあって、現場監督の管理にさらに監理がつくので、お得なのではないでしょうか???ただ消費者にとってベストの設計事務所を探すのは大変かもしれません。
